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2018/10/18

憑依リレー小説【第二弾】 その2

ファンタさんのパートが上がりましたので掲載します。
着実に進化する能力がいいですね!もし気に入ったらここのコメント欄にでも一言残していってください。
ご本人に伝えます。

「……そろそろかな」

夕方ごろ、英佑は自分の身体から抜け出す。
そのまま天井を突き抜け、外にふわりと浮き上がる。
彼は次の獲物を探すべくある場所へと向かっていた。向かった先は、家から徒歩10分ほどの駅だった。
そのまま浮いた状態で、駅から流れ出てくる人々を吟味するように眺めていく。

(誰かいい人いないかなぁ……)

ほぼ終業時間直後のこの時間ならば乗り移った後も行動しやすく、近所に住んでいるならば今日以降も狙いやすい。
瑞樹のように後々も何度も憑くかもしれない相手だから、身体や立場だけは大事にしたいと考えていた。それ以外はどうでもいいのだが。
学生、OL、その他諸々。通り過ぎていく女性達の中で、気になった子を見つけては身体つきや顔の吟味を続けていく。何人かじっくり確認していくが、何かしら気になる点があって憑依には至らなかった。

(んー、なんかピンとくる娘いないなぁ……最初に姉さんに入ったせいでハードル上がっちゃったかな……)

他人のせいにしながら、ふわふわと浮遊して吟味を続ける英佑。そろそろ遅くなってきたし、今日は一旦諦めて瑞樹の身体で致そうかと思いはじめたその時だった。

(あれ、あの人……立花(たちばな)さん?)

英佑はふよーっと、一人の女性に近づく。
スラッとしたスーツ姿、ショートボブの髪型で、クリッとした眼が印象的な、立花さん。英佑がたまにバイトで掃除に行く会社の受付をしている女性で、特に話したことはなかったが、かわいい人だと思ったため名札を見て苗字は確認済みだった。名前は知らない。
自分が一方的に知っているだけの女性。大企業の受付嬢。そんな未来の明るい彼女にとって、おそらく自分のことなど眼中にもないだろう。そう思うとなぜだか暗い感情が湧いてくる。

(決めた。立花さんにしよう。)

一人でそう頷いた英佑は、彼女の周りを浮かび、一人になる機会を待つことにした。
少しついていくと彼女はある建物に入っていく。駅近郊のそれなりに大きなマンションだった。
彼女はそのまま指紋認証を解除してエレベーターに乗り込む。英佑も壁を抜け、彼女を追跡した。
エレベーターが止まったのは8階、彼女の部屋は803号室だった。彼女が入ったことを確認した英佑も、壁をすり抜けて部屋に侵入した。

(結構高そうなマンションだよな……でかい会社に勤めてるだけあるなぁ……)

そんなことを考えていると彼女は鞄を置き、服を着替えはじめる。その姿を英佑は凝視する。
誰か別の、しかも男に見られているなど露にも思わない彼女はそのまま上着、シャツと脱ぎ、下着姿になる。

(へぇ、立花さん、スタイル良いなぁ……それに、綺麗な肌だ。……もう我慢できないな。よし、立花さんのその綺麗な身体、貰いますね……!)

そう念じて、英佑は自分の手を彼女の背中にズプリと差し込んだ。

「ひぅっ!?」

瞬間、ビクッと彼女が震える。ビクビク震え、しゃがみこんで両手で自身を掻き抱く。

「え、な、なにっ!? っ、ぁあっ……! わたしの、中に……?」
(あれ、上手く入れないな……いや、姉さんの身体が俺を受け入れすぎてるせいか)
「ぃ、ゃ、ぁ……だ、だれ、だれなの……?」
(……やっぱり分からないよね。知らないよね……まあいいや。もう俺のものになるんだし。じゃあ、さっさと入っちゃうね?)

姉の瑞樹相手なら触れるだけで入れるようになったが、立花さん相手は初めてだったので、以前最初に瑞樹に入ったとき同様に上手く馴染みきれていないのだと考える。
久々の感覚を懐かしみながら、英佑は自分の霊体をいつの間にか座り込んだ彼女の身体にズブズブと潜り込ませる。身体は抵抗するかのように痙攣し、心臓はドクンドクンと大きく鼓動していた。

「ぃや、だめ、な、なんなの……入って、来ないで……ぅぁ……やだ……わたしに、混ざって、こないでぇ……ぁ……ぅ…………」

英佑の霊体の全てが入り終えると、座り込んだまま、暫く沈黙が続く。跳ねるように鼓動していた心臓が正常に戻っていく。5分ほどの沈黙の後、彼女はゆっくりと顔を上げた。先ほどまでの苦しそうな表情は消え去り、口元にはニヤリと笑みを浮かべていた。

「ふふふ。立花さんのカラダ、ゲットぉ~! では早速……んっ」

嬉しそうに笑ったあと、目を瞑り自分の魂を意識する。胸元に居座っている自分の魂を脳に移し変え、記憶を奪う作業だ。ゆっくりと神経を伝い、自分の魂を押し上げる。本来の彼女からしたら異物である英佑の魂が通ることに、神経が反応し声が漏れる。英佑は特に気にすることなく、彼女の首筋から脳幹を通り、するりと脳内に潜り込んでいった。

「ひゃぁっ、来た、来た来たぁっ!」

自らの脳に異物が入り込み、英佑という男の存在が脳に無理矢理刻み込まれる。本来の彼女なら忌避すべき事実を歓喜の声を上げながら受け入れ、同時に肉体全域に電気信号が送り込まれる。新たな主の存在を身体全体で覚え込み、英佑に彼女の全権限が委譲されてしまう。
英佑に操られた身体は体内にある本来の魂と脳が持つ記憶の全てを、この身体を不備なく使ってもらうため英佑に捧げる。彼女が生まれ、今に至るまでの全ての記憶が英佑の魂に差し出され、全てを受け取る。奪い取る。

「はぁ、はぁ……ふふ、ふふふっ……」

ニヤッと笑みを浮かべる。かわいらしい顔がいやらしく歪むが、元がかわいらしいせいでその姿には艶があった。

「私の名前は、立花真弓(たちばな まゆみ)。ふふ、真弓さんって言うんだぁ……お母さんが付けてくれた大事な大事な名前の筈なのに、なんだか新鮮……うふ、真弓、かわいい名前だなぁ……」

奪った記憶と人格を被り、彼女の口調で話す。何度も体験した英佑はこの他人の全てを利用する支配感を非常に気に入っていた。
そのまま、真弓の記憶を利用し、彼女の人格に自己紹介を続けさせる。

「25歳のOLです。趣味は映画鑑賞で、彼氏とか友達とよく観に行きます。やっぱり彼氏居るんだ……ま、私こんなに可愛いんだし、当然か。……え、ちょっと待って、私の彼氏、5歳年下って、うそ、英佑くんと同い年じゃない……英佑くんの事は……あー、あった。いやらしい目で見てくる掃除の人……っ、なによこの差!」

唐突に気になり、思い出させてみた自分への扱いに憤慨してしまう。同じ歳なのに、片方は彼氏、対する自分は嫌われてさえいた。話したことすらないのに。その事実が英佑の暗い感情を更に滾らせる。

「ふふ、まあいいや。そんな真弓さんも今や俺の思うまま、だからね。それよりこの身体、折角乗っ取ったけどお腹すいちゃってるんだよな。無視してオナニーしてもいいんだけど……よし」

真弓は座ったままゆっくり目を瞑り、頭の中の支配力を緩めていく。ふ、と身体の支配権が外れ、頭がカクンと垂れる。

「…………ぅ、うぅん……あれ、私、寝ちゃってた……?」

英佑は真弓の記憶を都合のいいように改竄し、彼女に潜んだまま真弓本来の人格を呼び覚ましていた。
真弓は英佑を脳内に潜ませたまま、やがて何事もなかったかのように部屋着に着替える。英佑が脳内で指示したことでやけに胸元のはだけた、下着がチラチラと見えるような格好になっているが彼女は全く気にしていない。
そのまま冷蔵庫に向かい、食材の準備をはじめる。空いている手で身体を撫で回すが真弓は一向に気にしない。これが当然の行動だと思い込まされているのだ。

「ふんふふふ、ふふーん……ん、ふっ……」

鼻歌など歌い、途中感じたのか色っぽい声も漏らしながら、それでも手際よく食材を準備し、切り揃えていく。さすがに切っている間は弄る手も止まっていた。
そのまま手際よくフライパンに油をしき、切った食材を炒めていく。いい匂いが真弓の鼻腔を通り抜け、真弓が感じた匂いとして脳に届き、英佑も彼女と一緒にその匂いを味わう。

(へえ、慣れてるんだなぁ、真弓さん。いいなぁ、欲しくなってきた……)

英佑がそんなことを考えているうちに料理が出来上がっていた。オムライスだ。
真弓がケチャップをかけようとした時、ふと英佑はあることを思いつく。思いついた行動に、少しためらう気持ちはあったのだが、

(んー、どうせ記憶は後で弄るんだし、やってもらおっかな!)

英佑の命令を受理した脳は、真弓の肉体と意識に無理矢理命令を送り込み、行動を始める。オムライスには『えいすけ♡』と書かれていた。

「え、なんで私……ひぅっ!!? ……ふふ、俺の名前書かせちゃった……」

疑問を抱いた真弓から英佑は一瞬で支配権を奪い取る。真弓の身体は再び英佑に乗っ取られてしまっていた。

「くっふふ、では真弓さんの手料理、いただきまーす!崩すの勿体ないなぁ……でも……はむっ」

スプーンで掬い、オムライスを口に運ぶ。真弓の口のサイズを考えて少し小さめに掬ったオムライスが彼女の口に入る。卵とケチャップと、チキンライスの食感と味が、口の中に混ざって広がっていく。

「ん~っ……!」

それだけではない。真弓の口から分泌された唾液が、食材に絡み合っていく。舌と歯を使い、それらを丹念に咀嚼していく。ぷにぷにの舌の感覚も、自分より力がないせいで、噛むためにいつもより力をこめないといけない顎も、何もかもが新鮮な感覚だった。
飲み込めると判断して飲み込もうとするも、真弓の喉ではまだ飲み込めないと記憶が伝えてくる。更にゆっくりと咀嚼して、やっと一口飲み込んだ。

「はぁ~っ……! この感じ、いい…… 真弓さんの手料理を口移しで渡してもらってるみたいな気分だ……真弓さんの口と唾液で噛み砕いて食べられるなんて、彼氏ですら出来る体験じゃないな……ふふふっ、英佑くん、『私の』オムライスの味はどう? ああっ、今まで食べてきたどの食べ物より美味しいよ……!」

真弓の口でする食事を気に入った英佑は、そのままオムライスを口に運んでは感嘆の溜め息を漏らしつづける。口中で味わうように舌を使い、歯を使い、オムライスを食べ終わると、ふぅーっ、と大きく満足げな息を吐いた。

「はぁーっ、お腹いっぱいだなぁ……そっか、お腹も真弓さんのだから、俺のより小さいのか……これでいっぱいなんだ……可愛いなぁ……やば、何しても好感度上がっちゃうよ……!」

満腹感と食後の満足感に暫く浸ったあと、再び意識を弱めて真弓の意識を表に出す。記憶を改竄している為真弓は何の疑いもなく食器を片付け、洗い物を始めた。

(ふふ、洗い物をしてる彼女を後ろから見てるみたいで、これはこれでいいな……)
「ふふん♪」

一瞬英佑の意識が伝わり、真弓は嬉しそうに笑って洗い物を続ける。
洗い物を終えると真弓はリモコンを持ち、テレビでもつけようとしている。そろそろいいかなと思い、英佑は真弓の脳を再び乗っ取った。

「んっ……よし。じゃあ、メインディッシュといこうかな……!」

再び真弓はニヤーッと、いやらしい笑みを浮かべ、身体を手で撫でまわしはじめた。もう一度真弓の人格と記憶を被り、彼女のフリをする。

「ふふ、英佑くんに心も身体も全部盗られて、思うままに犯されると思うとすっごい怖いし恐ろしい。でもすっごい楽しみ。あぁ、今からこの素敵な身体を思う存分犯せるのね……!」

ゆっくりと部屋着を脱ぎ去り、下着姿になる。
今から行う行為を思って心臓が高鳴り、血が高速で身体中を駆け回っているのが分かる。この身体が、真弓という魅力的な女性を犯せるという事実に興奮しているのが分かる。手で撫でれば撫でるほど、撫でられた箇所が熱く火照っていくのが分かる。
姿見の前に立つと目の前の女性が自分の身体を撫で回しているという事実にも興奮を覚える。触る手はどんどんエスカレートし、腹を、腿を、胸を、首を、腕を、ゆっくりいやらしく撫で回していく。

「あはぁ、綺麗な身体。私の体型ってほっそりスレンダーで、こうすると肋骨とか見えて、あ、これエロい……!」

撫でれば撫でるほど、見れば見るほど英佑の魂は男として昂ぶり、英佑の興奮に呼応して真弓の肉体は女として興奮していく。興奮のままにブラの中に手を突っ込み、瑞樹より少し小さな胸の、ピンと勃った乳首を摘む。

「んひぃっ!! すご、私の乳首、敏感……! 小ぶりな分感じやすいのかな、それともいつもシてる分感じやすいのかな? 彼氏とシない時もちょくちょくオナニーしてるんだもんね。ふふ、私のカラダ、すけべで、さいっこぉ……! ちっちゃいけど、おっぱいの揉みごたえだって、ぷるっぷるで、あはぁ、気持ちいい……」

胸を乱暴に揉みしだくと、ブラが勝手にずれ、おっぱいが露になる。邪魔だといわんばかりにブラを脱ぎ捨て、上半身裸のままポーズをとりながら撫で回す。
その姿はまさしく男を誘う雌のそれであり、真弓の身体が自分を支配する英佑を誘い、彼との性交をねだっているような錯覚に陥ってしまう。

「はぁっ、はぁっ、真弓さん、真弓さんっ!!」

英佑の性欲が耐えられなくなり、真弓を抱きしめてベットに転がり込む。まるで押し倒したように、押し倒されたようにベットに転がると、そのまま全身をいやらしく撫で回す。触る感触と触られる感触を同時に味わい、犯す側と犯される側両方の感覚に浸る。

「あは、すごい、気持ちいいっ……あはっ、ここだ、脇腹、さわさわぐりぐりするの、すっごいゾクゾクするっ……! すごい、これ、姉さんにはなかった、真弓さんだけの性感帯なんだ……ふふふっ♡ そうだ、姉さんの時はすごい気持ちよかった、ココとかは……ぁ、おぉ、あんまり気持ちよくない……あはは、あそこは姉さんだけの性感帯なんだ……!」

見た目とは違う、中身としての瑞樹との相違点を感じる。同じ女の身体でも、こんなに違うのか、と。普通の人間には絶対に味わえない、身体ごとの違いを感じて、思わず笑みがこぼれてしまう。
酔いしれるように真弓の性感帯である脇腹をぐりぐり刺激し続ける。快感と興奮が身体中を通り抜け、下腹部がキュンキュンと熱くなってくる。

「はぁ、はぁ……来た、この感じ、私の身体、準備できたんだ……! もう我慢できないよね、いいよ。英佑くん。来て。私の身体で、一緒に気持ちよくなろ?」

誘うままに、誘われるままに、真弓の手はパンツへと伸びていく。
手始めに、とばかりにパンツの上からゆっくりと股間を撫ではじめる。

「あぁ……きもちいい……ベトベトのパンツ。ぷにぷにで、こうやってなでると、こそばゆくて、でもすっごいきもちいいよぅ……」

手の動きは少しずつだが確実に激しさを増し、くちゅ、くちゃ、といやらしい音が漏れだす。鏡には頬を赤らめて目を潤ませ、発情した雌と化した真弓の顔が映る。英佑の意識はその姿に魅了されて肉体に興奮を送り込み続ける。

「うぁ、この格好、すっごいスケベだ……ぁ、パンツごと、入っちゃった……やばい、これ、布越しでもきもちいぃ……」

先ほど以上にくちゅくちゅといやらしい音を鳴らしながら、真弓の雌をぐにぐにと刺激し続ける。やがて激しさを増した手はパンツの布地をどかし、直接膣肉を触り始める。
鋭く心地いい快感と共に口から甘い声と吐息が、身体中から雌の匂いが漏れ出し、その全てが英佑を興奮の渦へと誘っていく。
空いていた手も一緒に使って邪魔になったパンツを下ろし鏡の前で真弓の雌穴をくぱ、と開いて英佑に見せびらかす。
先ほどの刺激と興奮のせいで中は唾液のようなトロトロの液体でいっぱいになっており、英佑の侵入を今か今かと待ち望んでいるかのようであった。

「やばい……こんなの、理性トんじゃうっ……」

雌の匂いに脳を支配され、欲望で頭の中がクラクラしてくる。息を荒げ、艶かしい肢体に誘われるように拡げた穴に指を差し込んでしまう。

「っ、っあぁっ!! やばい、きもちいいっ、おまんこ、ジンジンするっ……!」

英佑は無意識に真弓が普段しているオナニーの手順をなぞる。更なる快感を求め、手がひとりでに膣内の刺激を続ける。

「あ ゛-っ、あ ゛っ、なにこれ、凄いっ……! 俺と私で、なんっ、か、すごいっ、やばいっ、きもちいいっ!」

快感が走り抜けるごとに、肉体はもっと、もっととねだるように疼いていく。
英佑と真弓を交互に出しすぎたせいだろうか、肉体的にはただのオナニーなのだが、魂がセックスに限りなく近い状態になっている。二人の肉欲と性感がぶつかり合い、混ざり合い、いつもシている感覚の何倍も鋭い感覚に襲われる。

「ふふ、英佑くんも、女の人のカラダについてはお姉さんで何回か知ってるんだろうけど、私のここも、すっごいんだよ? ま、待って、今Gスポットなんてひゃぁぁあぁぁっ!!」

支配権を緩めて動かしたときの名残なのだろうか、被ったはずの真弓の人格が英佑の制御下を離れて勝手に動いている。英佑が真弓に襲われているかのように、真弓の手が自分の膣内の性感帯を的確に刺激し、真弓の口から悲鳴のような嬌声があがる。手は止まることなく、真弓の性器をクチュクチュと弄り回し、嬌声を漏らし続ける。

「っ、あっ、ぁあんっ、すごい、やばいっ、真弓さんの、私のオナニー、気持ちよすぎっ……ここっ、ぁはっ、もっと、もっとぉ……んひぃっ!! はぁ、はぁっ……なんだこれ、俺の、私のきもちいいが、混ざってっ、ひゃあぁぁっ……あぁ、英佑くん、真弓さんっ……!」

人格を被るより、もっと根元で、繋がりあうような感覚。真弓として感じている快感と、英佑として感じている快感が一つになり、強烈な衝撃と共に決定的な何かが交じり合う感覚に包まれる。
どちらが出した嬌声かは、もう分からない。快感と共に、英佑は真弓の根源の、存在のすべてに触れてしまう。真弓の心の全てを、自分の制御下に置いてしまう。
互いの感情が勝手に高まり、確認するように名前を呼び合って混ざっている相手のことを呼び続ける。

「あぁ、英佑くん、英佑くんっ! 好き、好き、大好きっ!! 彼氏なんかより、英佑くんのほうが、ずっと好きっ!!」

真弓の魂に繋がったまま、英佑は欲望のままに真弓に自分の為の言葉を発させる。瞬間、英佑に制御された真弓の魂の中で何かが捻じ曲がるのを感じるが互いの意識の中を流れる絶大な快楽の奔流に、それどころではない。

「ふぁ、キた、イく、イっちゃうっ、真弓さん、英佑くんっ、いっしょにっ、あ、あああっ、イっ……グゥッッ!!!」

プシャ、プシュ、勢いよく股間から液体を噴き出し、真弓の肉体は絶頂を迎えてしまう。余韻に浸りながら、快感によって繋がっていた魂が別れていくのを感じる。

「はぁ……はぁ……ふぅーっ……んふっ、凄いや、気に入ったよ。真弓さんのカラダ……これから暫くは真弓さんに乗り移って愉しむことにするよ……!」

そういって英佑は記憶を弄り、真弓から抜け出す。この日から英佑は真弓の肉体に入り浸るようになり、感覚が混ざる真弓のカラダと心を使うオナニーの虜になっていた。

英佑がこの現象の本当の意味を知るのはこれから数日後、彼が真弓の勤める会社へと清掃のバイトに赴いた時のことだった。
いつも通り受付のフロアを掃除する英佑の近くを、ふと真弓が通りかかったその時。

「あ、あの、少しよろしいですか?」
「……え?」

この日から、英佑がバイトに赴くごとに真弓は積極的に英佑に話しかけてきた。記憶を改竄していたにも関わらず、度重なるオナニーの影響で真弓の魂に英佑への想いが作り上げられてしまっていたのだ。真弓の熱烈なアプローチの甲斐あって、英佑がはじめに彼女に乗り移ってから2週間もたたずに2人は付き合うことになる。元の彼氏ともその間に別れていたらしい。

「ぁんっ、ぁあんっ!! 凄い、えーすけくん、えーすけくんっ!!」
「はぁ、はぁっ、真弓、真弓っ、出すぞっ!!」
「来てっ! んっ、ふぁあぁぁ~っ♡♡♡」

はじめて乗り移った日から毎日魂を通わせていた真弓の部屋で、互いの身体を重ね合わせる。
何度も何度もオナニーし、真弓の性感帯を知り尽くしている今の英佑にとって、彼女を満足させるのは容易であり、それによってカラダの相性が良好だと感じた真弓は更に英佑に惹かれていった。
とはいえ真弓には仕事があるため休日しか会うことは叶わず、平日は以前同様に魂だけが真弓の元へと向かっていた。

「あぁん、えいすけくん、えいすけくんっ、キてっ、はやくぅ……」

その日も、英佑の名前を呼びながら日課の自慰に励む真弓。カラダだけじゃなく心まで自分のものに出来るなんて、本当に凄い力だ。そう思いながら真由美の中へするりと入り込む。

「うっ……ふふっ、真弓も姉さんと同じで、入るとき全く抵抗しなくなったね。ふふ、もっとだ。この力、もっと色んなことに、いろんな人に……! ……英佑くん、私のカラダにはもう入ってくれないの? ……そんなことないよ。真弓は俺の彼女なんだから。週末にはセックスだってするし、気が向いたらまた乗っ取りに来るから、いい子で待っててね。……うふっ、嬉しい!じゃあ今日もネットリと、シよ?」

ニヤーッと笑うと、いつも通り魂をくっつけながらベットに倒れこむ。まだまだ、英佑に奪われた真弓の夜はふけていく。
そして英佑の暗い欲望の矛先は、これからも拡がっていくのだった……

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コメント

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No title

脳乗っ取り描写の支配感が強くて最高ですね!
オムライスを食べるシーンも、憑依した肉体をじっくりと味わえていてある意味HシーンよりHで素晴らしかったです。
続きが楽しみです。

No title

めちゃシコ(`・ω・´)