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2018/10/14

憑依リレー小説【第二弾】 その1

数年前にやったリレー小説を期待の新星ファンタのコーラ味さん(@fantasma_cola)とあるべんとさん(@All_vent_)の3人でやることになったのでご報告。
トップバッターは僭越ながら僕がやることになったのでここに載せておきます。
次はファンタさんなのでお楽しみに!

彼が最初に自分の能力に気付いたのはひと月前のことだった。
平日の昼間にも関わらず部屋にこもってベッドに横たわっていた片桐英佑(かたぎりえいすけ)は、することも特にないので自慰に励んでいた。
高校を卒業後進学はせず、かといって就職の道を選ぶわけでもなかった彼はいわゆるフリーターとしてお小遣い程度のお金を稼ぐバイト生活を送っていた。
当然同じ家に住む家族からいい目では見られないが英佑にとってはそんなことはどうでもよかった。
ただひたすらに楽な人生が送れればそれでよかったのだ。
幸い彼の家は裕福で何不自由のない生活を送ることができている。
このまま家族に見放されるまで堕落した日々を重ねよう。
そう彼は思っていた。
世間体を気にする親がそんなことをするはずはないだろうと、タカをくくりながら。

何度目かの射精の瞬間、彼は意識が遠のくのを感じた。

(さすがにやりすぎたか……このまま眠っちまい──)

考える前に視界がホワイトアウトした。
イッた直後特有の浮遊感が全身を包んで思考が断絶する。

(あ……れ……?)

おかしいと感じたのはその先からだった。
いつまで経ってもふわふわとした感覚が収まらない。こんなに長い絶頂を得たことがないと訝しんだ英佑はゆっくりと目を開いた。

(えっ……!?)

眼前に広がったのはいつもより視点が高い自分の部屋。半透明になって浮いている自分の下を見ると元の肉体が大の字になったままぴくりとも動かなくなっている。

(これってもしかして、幽体離脱ってやつか?)

驚き戸惑ったのは最初の数十秒のみで、すぐさま頭の中は邪な考えでいっぱいになる。
少し考えてそれならばと思い立った英佑は自室の壁をすり抜けて2階通路の反対側にある姉の瑞樹(みずき)の部屋へと入って行った。
姉と言っても実際に血が繋がっているわけではない。
英佑が5歳の時に、後に義母となる父の再婚相手が連れてきた当時7歳の娘。それが今は大学4年の姉、瑞樹だ。
今日は講義も終わり、部屋に帰ってきてるはず。
案の定ドアをすり抜けると机ですらりとした足をぱたぱたと振りながら雑誌を読んでいる瑞樹の姿があった。
子供の頃一緒に風呂に入った時には真っ平らだった胸も今となっては大きく膨らんでDカップまでに成長しており、本人もスタイルには気を遣っているからかキュッと引き締まったウエストに張りの良さそうなお尻がそのプロポーションの良さを際立たせる。

(実験台にはぴったりだ。)

ある時期から交流の機会が極端に減った姉。久しぶりに彼女のラフな姿を近くで見て英佑は胸を高鳴らせた。

(姉さん、やっぱりスタイルいいよな……彼氏とかいるのかな。)

時々夜中遅くに扉の向こうから楽しそうに電話する瑞樹の声が聞こえてくることがある。
あの電話の相手はひょっとしなくても男ではないだろうか。
そう思うと自分とは対照的に輝かしい青春を送る義理の姉に対して陰湿な嫉妬心を抱いてしまう。
そんな彼女もまた、自分のことを見下しているに違いない。

だからこそ、躊躇いはない。

(姉さん、ちょっと試しにカラダを奪わせてくれ。)

幽体離脱ができたならまずは試さなくてはならない。
女性の肉体を乗っ取ることを。
半透明な霊体が瑞樹の背中に近づいて、やがて触れ合った。

「ひゃっ!?」

誰かに触れられた気がして瑞樹は慌てて振り返る。
しかし背後には誰もいない。
いや、正確には誰も映らなかった。

「あれ……?気のせい、かな?」

瑞樹は不思議そうに首を傾げたが、やがて雑誌に視線を戻した。

(幽体の接触を感じ取ることはできるのか。これはこれはいい反応が見れそうだ。)

一度は手を止めた英佑が再び侵入を開始する。
指から先がずぶぶぶ、と瑞樹の背中に入り込んでいく。

「ひゃああああっ!?」

更なる悪寒に手元の雑誌を落として背中を震え上がらせる瑞樹。
カタカタと揺れる椅子がその不快感を如実に表していた。

「な、なに!?背中に何か、入り込んで……!?」

(すげえ、これが人の入り込む感覚か……包まれていくようで気持ちいいな。)

「え、英佑!?英佑そこにいるの!?なんなの、これ……私になにしてるの!?」

(え、姉さん俺の声が聞こえるのか。)

これは少し意外だ。
英佑はてっきり相手には何も分からないまま憑依できるとばかり思っていた。
しかしどうやら肉体と魂が接触すると思考が読み取れてしまうらしい。
とはいえこれはこれで面白いかもしれない。

(やあ姉さん、悪いけど俺幽体になれたからさ、ちょっとばかりカラダを貸してよ。)

「何を言って……!?どうやってるか知らないけどふざけてないで出て行ってよ!さっきから体の中を掻き回されてるみたいで気持ち悪い……!」

(あーごめん、じゃあ早いところ入っちゃってその気持ち悪いのを止めてあげるよ。だからもう少し我慢してくれ。)

「待ってよ!私の言ってることと全然ちが……あっ、ああああっ!や、やめろ、英佑……!はいって、くるなぁ!」

憤慨しながら背中をくの字に曲げる瑞樹をよそに英佑は霊体をどんどん沈めていく。
やがて、全身が重なり合って英佑の姿が見えなくなると、瑞樹の心臓がどくん!と強く脈打った。

「あ゛っ!!」

目の焦点が合わなくなり唇をパクパク言わせる瑞樹。
何かに抵抗するように首を振りながら腕を抱え込んだ。

「やめて……!出て行って!私の中で動き回らないで……!えい、すけ……ああああっっ!!」

最後に弟の名前をつぶやいて瑞樹は意識を手放した。椅子に座ったまま腕がだらりと落ち、かくんと首を項垂れてしまう。
2人が1人になった瞬間静寂が訪れた。

「…………ぅん……?」

だがやがて昼寝から覚めたようなうめき声とともに瑞樹が髪をかきあげながら額に手を当て、ゆっくりと顔を上げた。

「あれ、ここは……姉さんの部屋?はっ!姉さんは!?」

慌てて部屋を見回すが周りにに姉はいない。

「あれ?ねえ、さ……あっ!」

ふと、窓に映る瑞樹の姿と目が合った。
だがそこに座っているのは間違いなく自分のはずで、と考えた瞬間に英佑は全てを思い出した。

「ふ、ふふふ。本当に乗っ取れたんだ……これが姉さんのカラダ……!」

英佑は口角を上げると窓に映る瑞樹もニンマリと笑った。

「くふっ、姉さんもこんな顔できるんだ。写真で見る明るい笑顔とは大違いだ。おっほ、それにしてもこのおっぱい。さすがのDカップだけあって結構ずっしり来るなあ……ほほ、揺れる揺れる。」

両手を上げて肩の隣まで持ってくると、椅子に座ったお尻を何度も浮かせては落とした。すると瑞樹の胸がぷるるんと面白いくらいに揺れ、その柔らかさを惜しげなく披露する。

「姉さんも女になったんだなあ。ふふ、このカラダが今は俺の思い通りに……」

胸の前に持ってきた両手をゆっくりと近づけて下から掬い上げる。
ふにょん、という柔らかな感触が手に平いっぱいに広がるのと同時に胸を触られているという感覚が神経を通じて瑞樹の脳に伝わる。

「ああ〜これが女のおっぱいなのか、柔らけえ……しかもこれぐらいと大きいとめちゃくちゃ揉み応えある……すげえよ姉さん、ナイスおっぱいだよ」

本人が聞いたら顔を真っ赤にして怒りそうなことを瑞樹自身に言わせることで神経が高ぶるのを感じた。

「姉さんのカラダ、俺の興奮にしっかり反応してるよ。今までこんなスケベな思考でいっぱいになったことないだろうからもしかしたら戸惑ってるのかもな……姉さん、これが男の興奮だよ。ムラムラするでしょ。」

応えるように胸の先がコリっと固くなっていくのを感じた英佑。自分の意思に従順な瑞樹の肉体が一層いやらしく思えた。

「ん、あ……ちょっと感じてきた……これが女の気持ちよさか……じんわり広がる感じが、クセになりそうだ……」

たわわな胸を揉んでいると自然に瑞樹の甘い吐息が漏れてしまう。
10年来一緒に過ごしてきた姉の初めて聞く声にますます興奮が高まる。
自分は姉の一部分しか知れていなかったのだと実感させられる。

「そういえば、姉さんの記憶って読めないのかな。さっきから自分の記憶しか出てこないや。」

少しだけがっかりする英佑。
せっかく肉体を乗っ取れたのだから記憶まで読めた方が楽しめたというのに。
本人の真似をするにしたって限界はある。
いわゆる記憶を読んだ成りすましができた方が都合が良かったのだが、と考えてふと思い付いた。

「いや、もしや……」

瑞樹に憑依したときは背中から入って今は自分の魂を彼女の胸のあたりに据えている。
なんとなくそれが乗っ取るに相応しい人間の中心だと思えたからだ。
だが、実際は違うのではないか。
個人の人格や記憶を司るのは心臓ではなく、脳だ。
ならば支配するべきは……

「試す価値はあるか。」

目をつぶって瑞樹のなかに潜む自分の魂に意識を集中する。
胸の中心に居座っている白い球体をゆっくりと神経を伝うように上へと移動させ、首を通り抜けてやがて脳の前まで辿り着く。

「……ごくり」

本人以外は本来アクセスを試みることすらできない場所。
英佑は瑞樹の身体で生唾を飲み、意を決して飛び込んだ。
どぷん、と深い沼の中に落ちていくような音が聞こえた瞬間、強い電流とともに脳から瑞樹の身体中を"英佑"の存在が走り抜けた。
まるで瑞樹の肉体そのものが新たな支配者を覚え込まされているかのように。

「くひぃっ!!」

馴染む、というのが1番適切な言葉なのだろうか。
脳の支配権を得るに連れて手足が昔から自分のであったかのように"しっくりくる"ようになっていき、同時に瑞樹の幼い日からの記憶が走馬灯のようにフラッシュバックし、その全てが自分の体験であったかのように"思い出されて"いく。
そしてつい先ほどの乗っ取られる寸前までの記憶を手に入れた瞬間──

「あはっ♡」

全神経が自分の支配下に置かれたのを確信した。
喜びのあまり立ち上がって全身を抱きしめる。

「ああ、なにこれすごい。私、英佑なのに瑞樹になってる……これが私の記憶……私の人格なんだ……あははっ、なにこれ別人になったみたいですごく楽しい……!」

"他人の人格を被る"という禁断の体験ともいえるものを得てしまった英佑はその支配感にどっぷりと浸ってしまう。

「瑞樹のぜんぶが手に取るように分かる……!そっかあ、やっぱり私、英佑のことを厄介者だと思ってたんだ。でもまさかこんな風にカラダを取られるとは思わなかったなあ……ふふふ、悔しいはずなのにすごく気分がいいのはなんでかしらね。ああ、どこを触ってもすべすべする……思えば英佑が私の身体に触れたのって小学生の頃が最後かしら?」

姿見の前に立ち噛みしめるように全身を撫で回す。
女性らしい柔らかさがありつつも、しっかりと引き締まった肉体に瑞樹は惚れ惚れしてまう。

「でもやっぱり1番触ってたいのはこのお尻とおっぱいだよね。あはっ!エッロいカラダしちゃって……これは言い寄る男がいなくならないのも当然ね。あ、でもちゃんと彼氏はいるんだ。うわ、しかも昨日セックスしたばっかりじゃん。私って意外とお盛んなのね。」

瑞樹が知られたくない記憶を丸裸にしながら服を肌蹴させていく。

「まあ、こんないやらしいカラダをしてたら誰だって犯したくなるわよね。せっかくだから今、自分で犯しちゃおうかしら♪ほほう、ブラが支えてるおかけで谷間がすごい……指がすっぽり入っちゃった。あ、やべ、乳首がチラ見えしててめちゃめちゃえっち……」

ブラの上からぷっくりと膨れ上がった突起をつつくと、鋭めの刺激が背中を走り思わず「うっ」とくぐもった声が漏れてしまう。

「あはっ、女の子の声出ちゃった。変だなあ、元々私女の子のはずなのに今はそれがすごく嬉しくて胸がドキドキしてる……あー、もう我慢できない……"私の"生おっぱい見ちゃお。」

そう言って背中に手を回して手慣れた手付きブラジャーを外す。
その一挙一動が楽しくてだらしない笑みが止まらない。
パチン、という音ともにはらりと落ちるブラ。胸に重力がかかるのを感じるのと同時にその柔肌が鏡の前に晒された。

「あ……」

今朝も見たはずなのに10数年振りに見た瑞樹の乳首。
すっかり勃起し、乳輪が大きくなったそれに言葉を失った。

「えっろ……」

思わず男の素が漏れてしまうくらいに衝撃的ないやらしさだった。
指を近づけて挟み込むように摘む。
それだけで瑞樹の身体は鳴いてみせた。

「ああんっ」

ばくんっばくんっ、と心臓の音がうるさい。
これが女の、義理の姉の快感なのだ。
もっと、もっと知りたい。
その一心でパンツを脱ぎ瑞樹の裸体を姿見の前に映し出す。

「アソコ、濡れてる……」

興奮しきった身体はメスの穴からとめどなく愛液を漏らし、太ももを伝って淫靡な輝きを放っている。

「ああ、私、綺麗だ……姉さん、姉さん……!」

貪るように胸を揉みしだきながらアソコへと手を伸ばす。
整えられた陰毛を掻き分けて小さな突起の触れた瞬間、背中がピンと伸び上がった。

「ひゃはっ!あっ、今の、クリトリス……すご、あっ!ひゃあん!摘むと……足が震える……!ぁああっ!!」

くりくりと胸とアソコ両方の突起を弄るとガクガクと足が子鹿のように震えてあっという間に立てなくなってくる。
半ば尻餅をつくかの様に床に腰を下ろすと、目の前にはすっかりメスの顔になって自慰に耽る姉が映っていた。

「んっあっ、あはっ、ん!女ってこんなに気持ちいいのか……すげえ、すげえよ……こんなの知ったら、もうやめられねえ……!」

憑依能力に目覚めたことによって初めて知った女体の神秘と快感。
英佑はこの力を遺憾なく使うことを心に決めた。

「あん!あっ、あっ、あっ!姉さんの上ずった声……めっちゃエロい……自分の声がオカズになるなんて最高過ぎる……!姉さん、もっと聞かせてくれ!んあああっ!!気持ちいぃ〜!」

つま先が上がり全身をふるふると揺らしながら瑞樹は合わない焦点で天井を見つめる。
やがて瑞樹にとって覚えのある感覚が近くまで迫っていることが分かった。

「あっ!ああっ!分かる!この感覚、"知ってる"!知らないけど知ってる!も、もうすぐイクんだ……!あああっ!!あっあっあっ、全部気持ちよくて、訳分からなくなって、何もかもが真っ白になるあの感覚がくる……クるッ!……ンあッ!!!」

ぷしっ、とアソコから淫靡な水音が聞こえた瞬間、全身に幸福感が走った。
肺に詰まった空気が押し出され、甘美な絶頂感が肉体から溢れ出した。

「も……だめ、んっ!!んんっ!!!んああああアアアア〜ッ!!!♡♡」

びくん!びくん!
腰を震わせながら全身を投げ出して絶頂感に浸る。
アソコからはメスのいやらしい液体が噴出をフローリングを濡らしていく。
辺りには淫臭が漂いここで一匹のメスが果てたことを如実に表していた。

「はぁ……♡はぁ……♡ふ、ふふ……こんなにゾクゾクしたオナニー、初めて……♡んあぁ……」

どこか虚ろな瞳で笑みを浮かべて瑞樹は余韻に浸る。
こんな世界があったとは。
姉でこれならほかの女性はどう感じるのか。
考えるだけで瑞樹の股間がくちゅりと再び濡れ始める。

「憑依、だいせいこ〜ぅ」

顔を蕩けさせながら、瑞樹の肉体を堪能した英佑は意識を手放した。








あれから1カ月。
英佑は毎日のように姉の瑞樹のカラダに憑依しその快楽を貪った。
おかけで肉体の開発が進んだようで、より女の快感を強く感じ取れるようになった瑞樹は今日も英佑の意思によって乱れていく。

「んああっ!!はぁ…はぁ…このバイブも…ようやく入るようになったか……姉さんもいよいよ淫乱女の仲間入りだな……ふふ、おかけで彼氏も喜んでくれるし一石二鳥ね。」

憑依を繰り返す過程で記憶操作ができることに気付いた英佑は、こうやって肉体に乗り移っては記憶を改竄し、自らの意思でオナニーしているのだと瑞樹に思い込ませている。
おかげで以前よりも瑞樹の雰囲気に妖艶さが増し、通路ですれ違う時も思わず身で追ってしまうほどだ。

「んあああああっ!!はぁ……はぁ……イッたイッた……どんどん快感が強くなっていくな姉さんのカラダ。いつまで経っても飽きが来ないや。とはいえそろそろ新しいカラダを試すのもアリか……新しい発見もあるかも知れないし……ふふっ、でも気が向いたらいつでもまた憑依してあげるからね、姉さん……うん、いつでも待ってるからね、英佑♪」

股間にバイブを加えたまま一人芝居を打った英佑は、鏡の前でウインクすると邪悪な笑みを浮かべた。
次の獲物はどうするか。
それを考えるのが楽しくて仕方ない。
そんな思考が見え透いて読み取れるような、邪な欲望に満ちた笑顔だった。

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コメント

非公開コメント

No title

続きがすごく楽しみ

乗っ取ってる間相手の魂はどこ行っちゃうんでしょう、寝ちゃうのかな?
記憶だけでなく人格も乗っ取れる所を見るに、人格もイジれたりして
呑気に寝てる間に記憶も人格も変えられちゃってるお姉ちゃんを思うと哀れ可愛い